日本マイクロソフト様のセミナーで登壇をさせていただきました

2019年2月13日と20日、マイクロソフト様のセミナー「実践!デジタルトランスフォーメーション ~ 2019 春 ~ 」で、企業の経営層の皆様、管理部門・Webご担当者様へ、大阪・名古屋会場それぞれ40分ほどお時間を頂戴してお話をさせていただきました。以下は今後のための覚書です。

登壇のお話しをマイクロソフト様からいただいて、すぐに考えたのは「絶対成功させるぞ!気合入れろ自分!」です。そして目標として定めたのは次の2つ。

1. 参加者の皆さんにとって有意義な場にしたい

せっかくお時間を割いてきてくださるので、参加者の方々に「来てよかった」と思っていただける場にしたい…。自分自身がさまざまなセミナーに参加して有意義なお話をたくさん持ち帰らせていただいているので余計にそう思います。

2. 求められる水準に応える「プレゼンター」でありたい

せっかくいただいたこの機会、でも3回の出産後久しぶりの登壇だから、もう一度「プレゼン」をしっかりと学んで、どこまで準備すれば常に安定したプレゼンができるようになるのかを体得したいと思いました。

1. 参加者の皆さんにとって有意義な場にしたい

登壇中、皆さんにとても熱心に聞いていただけて、ありがたいことに登壇後のアンケートでは半数以上の方に、登壇資料のご請求をいただくことができました。心からああよかった、ありがとうございます、と今でも思います。

とはいえ、貴重なフィードバックをいくつもいただき、次はもっともっともっと、ご満足いただけるようにがんばります。

2. 求められる水準に応える「プレゼンター」でありたい

仕事以外の時間、今の私に思いつく限りのできることを、直前1か月間(私だからこんなに時間かかるんです)で全部やり切れたかと思います(この後5年ぶりくらいのひどい風邪を引きました)。

以下は、もし子供たちが将来「母さん、オレ、会社でプレゼンすることになってさ」と言ったら「母さんはプレゼンの前にこうしたよ」という場面(ないかなー)を想定した覚書です。

インプット編

1.プレゼンに関する本を片端から読む。

(1) プレゼンに関する本を読んで得た今の私の結論は「資料が9割(以上)」ということです。内容(情報)が最も大切だと思います。

(2) そうして練り上げた情報を、会場の最後列の端のひとにまで確実に伝えたいから、次の段階として「スクリーンに表示されるもの(パワーポイント資料)」と「声」がツールとして重要だなあと思います。

・パワーポイントを伝わりやすく作るための本はたくさんあるので、どれか一冊でも基本書にして見せ方をまねすると今後も役に立つと思います。

・もし声がスムースに出なかったら、ボイストレーニングのテキストを一冊決めて練習に取り組んだりというのもいいと思います(私も1週間やったら声がでやすくなりました)。

ちょっと余談ですが、英語でのプレゼンの話にふれます。

第一子の出産後、第二子がおなかにいるときに、インドネシアのジョグジャカルタのWordCamp(WordPressの公式イベント)で登壇させていただきました。このときは「英語の資料」と「英語での発表」が必要で(私のTOEICは790点、会話は日常レベル)、英語の資料を作成してネイティブの方にチェックしていただき、その後1か月間、英語の発音の個人レッスンを受けました。

登壇後、プライム・ストラテジー・インドネシアの社長でいらっしゃるダエン・マロワさん(英語堪能)からは「あれ、西牧さん、英語できたんですね(笑)」と、これまた流ちょうな日本語でコメントいただきました。マロワさんがそういってくださったのだから、まあまあだったのかなあと思います(笑)。

2.時間の許す限り、(できれば同業界の)すばらしいプレゼンターの皆さんのプレゼンを見に出かける。

マイクロソフト社の澤円さん(たくさんの肩書をお持ちですが『マイクロソフト伝説マネジャーの世界No.1プレゼン術』著者)のプレゼンも拝見しました。懇親会でも気さくにお話ししていただいて、一緒に写真撮影まで。素敵な方でした。Voicy「澤円の深夜の福音ラジオ」もおすすめです。
【第1回】情報発信するということ。

3.時間の許す限り、Youtubeで優れたプレゼンを見る。

これはプレゼンのセミナーで講師の先生からいただいたアドバイスです(先生にとっては日々の習慣なのだそう)。素直にとにかくたくさん見ました。中でも「腹落ちしている内容であれば、プレゼンス(声や身振り手振り)にかかわらず、相手にしっかりと伝わる」というお話しが記憶に残っています。

ただし夜に見始めると朝になるので寝不足には要注意…。

アウトプット編

1. 内容を練り上げる
プレゼンの命だと思います。

2. パワーポイントの資料を作る
ノートにもセリフをしっかり書き入れました。

3. 練習する
以前読んだヒラリー・クリントンさんの自伝に「プレゼンはかなり練習した」との話が書かれていたので、1か月間で100回の練習(1日3回以上)をKPIに定めて実施しました。

練習の具体的な実施方法は次の通り。

(1)会社の中に3つある会議室のうちのどれかを毎日予約しておさえる

(2)ノートPCでパワポ資料(スライドショー->発表者ツール)を開き、プロジェクターに映し出して、それを三脚にセットしたスマホで自分の声とともに動画撮影する

(3)動画をチェックして反省する(資料に反映し、言い回しの下手なところを反復練習)

というものです。

記念すべき練習の第一回目は、今でも鮮明に記憶していますが、あまりに下手すぎて、本当に下手すぎて、愕然として(「自分の愕然とした顔」というのを一度鏡で見てみようと、なにげなく見たら、さらに愕然として)、夫に「もうだめ」「無理」と泣きつきました。

でも夫はひとこと「練習すればうまくなるよ」と。

そうか練習かということで、まずは自分の書いたセリフを丸暗記し、動画撮影して、資料に反映させ、セリフを修正し、そのセリフを練習し…を繰り返しました。

30回くらい(約10日間経過)練習したところで幸いにもなんとか人に見せられるようになってきたので、動画を社内の関係者に見てもらい、内容に関して(「内容に」というところが重要。私にとっては「資料が命」)フィードバックをもらい、資料を修正しました。

結果的には、1回目の登壇までに80回くらいの練習が完了、2回目の登壇時点で100回以上の練習が完了できたというペースでした。

さすがの私でも、80回くらい練習すると、ノートを見なくてもセリフはすらすらいえるようになります。ノートを見なくてもよくなると、参加者のみなさんの方向を向いて話ができるようになるんですね。この時点で初めて、「話し方」とか「身振り手振り」に気持ちを向けられるものなんだなあと実感しました。

以上、プレゼン修行中の私の覚書です(将来、子供たちに「母さん意外と、いいこと言うじゃん」といってもらえたらいいな)。これからプレゼンやってみようかなという方にとって少しでもお役に立てましたら幸いです。

※夫と子どもたちへ。この1か月間、晩ごはんのメニューが「一汁一菜」でごめんね(「いつもでしょ!」ってきっというよね(笑))。