時間を増やす7つの方法
「自分のやりたいことをやるための時間」をどれだけ増やせるか、
私なりの工夫を書き連ねてみました。
将来子どもたちが仕事をするようになった時に、この記事が少しでも役立ったらいいなと思います。
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仕事と育児と家事をしていると、とにかく時間が足りない。
自分のことはすべて後回しで、たとえば本は読めないし、家では座って食事できない(すぐに「ママ、〇〇やって」と呼ばれるので)。
「本を1冊も読んでいない期間が一か月続いた」ことにハッとした去年の夏、「このままでは子供たちが成長した時に、ママ(私)が成長できていないことに!」ということに思い至った。
まず家事を外注した。
そして「効率」「時間」「時短」と名の付く本を片っ端から買って読み漁って、実際にやってみて今も続いているのが次の7つ。
私なりの工夫で、まだまだ修行中です。途中経過報告です
(やった甲斐は大いにあり、家事の外注は1か月で済みました)。
時間を増やす7つの方法
1.とにかくものを減らす。
物を探す・取り出すことの手間や時間は、何の意味ももたらさないと思い立ち。
物のメンテナンスや床の掃除の時間も減らせます。
断捨離を3か月に一度くらい行ってスッキリさせると、「こんなに楽になるんだ!」と実感して、断捨離っていいなとつくづく思います。
2.健康にはとにかく気を付ける。
健康には時間と手間がかかりますが、費やした以上の時間を生みます。
そして健康を実現するうえで特に食事は自分の体を作るという意味でとても大切です。
でも私は時間がないので、土井善晴先生の『一汁一菜でよいという提案』が出てからは、わが意を得たりとばかりに自信をもって「一汁一菜」です。
具だくさんの味噌汁と、玄米ご飯(子供たちは胚芽米)と、軽く肉か魚を毎日交互に。
ちょっと手間がかかりますが、息子が大好きなお漬物は出しています。
最近ではベランダ菜園の無農薬キュウリを息子が毎日収穫してくれるので、それを漬けています。
食事以外では、高麗人参エキスが、いま風邪をひいている時間がない自分にとって欠かせません。
結構お値段するのですが、やめられません…。
それから、筋トレを週一回。
「筋トレと仕事は裏切らない」とある経営者の方がおっしゃっていまして、ホントだなと思い始めたところです。
3.会社の近くに住む。
大学生の時に読んだ千葉敦子さんの「ニュー・ウーマン―いい仕事をして豊かに暮らす法」に「職住近接」がどれだけメリットあることなのかが説かれていました。
その当時電車通学だった自分は、「社会人になったら会社の近くに住む」と決めまして。
20年後の今、それが実現できていてとてもうれしい…。
「千葉さんのおっしゃること、さすが本当だったなあ」と、毎日、行きと帰りに1回ずつ思います。
4.手帳を使い倒す。
これも千葉敦子さんの本からの影響で、紙の手帳(ほぼ日手帳)を愛用しています。
今日やるべき仕事のリスト、会議の予定、1か月後の休日の過ごし方、自分の成長のためにやるべきことのリスト、などなんでも思いついたときに手帳に書き入れています(こういうのを細かく書く作業が心から好きなのです)。
「やるべきこと」から先に埋まるので、おのずと時間の優先順位をつけられていて、無駄なことに時間を費やすことをかなり避けられているのではと思います。
手帳カバーには、夫がプレゼントしてくれたモンブランのボールペンを指しています。お客様の前でも自信を持てます(ありがとう)。
もともと太字の芯だったところ、自分の好みの太さで書けるよう細字の芯を入れています。
5.買い物は、徹底的にネットを使う。
お店で買い物をするのは人生の楽しみですが、私にとって今はがまんの時期。
息子が大好きなキウイも、ほんとは家の近くのイオンが一番安いのですが、高くてもあえてネットで購入し徹底的に実店舗での買い物をしません。
これで時間の短縮と体力の温存をはかっています。
ただし会社のシャツや靴などは、素材を手で確かめたりしてお店で買っています。
仕事用のスーツは、10年前に夫と一緒にオーダーメイドした3着を、今もメンテナンスしながら着回しています。
正直、結構な出費でした。
でも素材が良いのでまったく型崩れも生地がいたんだりもしません。
買いに行く時間も節約できているので、今となってはよかったなと思います。
とはいえ、いろんなデザインのスーツも着てみたい!
その楽しみは子供が大きくなるまでとっておきます…。
6.家事は極力やることを減らす。
掃除機は家を出るときにルンバを起動し、子供が小さいうちだけだと思いますが、食卓の下だけ毎日手作業で掃除機をかけています。
この掃除機はコードレスで、コンセントにさしに行く時間はゼロ。さっととれる場所・高さにスタンバイさせています。
布団は壁に立てかけられる軽いマットにして外に干す手間をゼロに。
シーツは四隅にゴムが渡してありひっかけるタイプにしたので、洗うのも敷くのもそれぞれ1分以内です。
洗濯はドラム式洗濯乾燥機を導入。
タオル、パジャマ、下着その他、縮むもの以外はすべて乾燥まで頼ります。
縮むものは基本、部屋干し。
ベランダを往復する時間と雨の心配をなくしています。
いま検討中なのは食器洗い乾燥機です。
置く場所をいまだみつけられず…。
7.心を「凪(なぎ)」の状態に保つ。
心が凪(なぎ。海がしずまった状態)のようであれば、無駄な悩みがなくなります。
もし自分の精神を高みに持っていくことができたら、すべてのことは足元のちっぽけなことに思えて、心穏やかに、自分が考えたいことに時間を使えます。
本を読んだり、人の話を聞いたり、セミナーでマネジメントを学んだり、いろいろしています。修行中です。
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以上、私なりの工夫でした。
「自分の時間がほしい」みなさん(特にワーキングマザー)のお役に立てましたら幸いです!